知育玩具で遊ばないと悩んでいませんか?

子どもは新生児期、乳児期、幼児期で好みがちがいます。自分の子どもに選ぶ時は「笑顔」を思い浮かべて購入する人が多いはずです。

喜んでくれるかな。
遊んでくれるかな。
笑顔は出るかな。

そんな想いで選びます。

子どもはおもちゃが好き!

こういった思い込み、先入観も悩みを大きくしてしまいます。気楽にいきましょう。もちろんいい加減という意味じゃありません。気持ちを楽にもっていってください。遊ぶ子もいる、遊ばない子もいます。それは個人差というより、その子の個性です。

知育玩具で遊ばないのには、理由があります。子どもの成長に合わせるとイメージがしやすいはずです。実体験を織りまぜながら新生期、乳児期、幼児期に分けて説明していきます。

知育玩具で遊ばない原因~0歳から1歳くらいの新生児期の場合

ヒントの一つ目です。

「音がなる」「握れる」「転がる」どれに興味があるのか、その時々で変化します。話しかけながら、そばまで顔をもっていって遊ぶのがコツです。

 

この時期に興味がある事は

「音がなる」「握れる」「転がる」

実体験です。この時期の子どもの興味は「音がなる」「握れる」「転がる」どれかがツボにはまる事が多かった印象があります。

お持ちのおもちゃはどれかに当てはまりますか?

 

新生児期はおもちゃが子どもの成長に合っていないと興味を示してくれません。どれかに当てはまらないと遊ばない可能性は高まります。

新生児期は遊ぶというより目で追う事も遊びなのかもしれません。遊ぶイコール興味を示すという程度に考えた方が悩まなくてすみます。

さらに大切な事は言葉をかけながらそばに寄り添う事です。ほほをつけるくらいの触れ合う気持ちがあった方がいいでしょう。

出来ていますか?

首が座ってくる頃には少しずつ感情表現が出てきます。そのあたりから音がなるものをおもちゃにしている人が多い印象です。実際に我が家でもそうでした。

まだ自分で物をつかむ事はしっかりできません。新生児期のこの頃は遊ぶ、遊ばないは関係なく、「興味」がメインです。

おすわりが出来る頃からおもちゃを触ったり笑顔が出てきたり、パパママの言葉に反応してくれたり、楽しい時間が増えてきます。

新生児期の終わり頃、1歳くらいになってくると、独り歩きも出来るようになってきますよね。そうなると、乗り物などにも興味が出てきます。出産祝いで「のりもの」を頂く事もあるでしょうが乗り物は新生児期の終わり頃からが出番です。

まとめます。

新生児期は「音がなる」「握れる」「転がる」のどれに興味を示すか注意してみてください。そこにヒントがあります。話しかけながら合っていると感じたもので時間を共有してください。

新生児期は遊ばないのではなく、興味がないのです。でも興味があるものはコロコロと変化します。これ、実体験です。寝ているだけでも愛おしく感じてしまいます。これが新生児期です。

ところで生後3ヶ月くらいの焦点距離って知っていますか?

 

三ヶ月くらいの子の焦点距離

新生児の目の焦点距離は顔から16~24cm、認識する色は黒、白、グレーだけです。生後6か月になるまでに、「20/20 (1.0)」レベル、いわゆる「正常」な視力を持つようになる子どももいます。また、最初に認識する色は赤です。

ボシュロムジャパンHPより
赤ちゃんの目について説明しています。

知らない方が多いはずです。私も知りませんでした。これがすべてという事ではありません。個人差、個性があります。ただ目の研究をしている有名企業のHPは、近所の知り合いが言ったこととは重みが違いますよね。目の焦点距離を考えると、顔をそばまでもっていって、話しかけたり、頬をつけたりすることは大切です。

知育玩具で遊ばない理由~1歳から2歳くらいの乳児期の場合

ヒントの2つ目です。

「体を使う」「ままごと」など一緒に遊んであげると興味しんしん。※毎日、好きなことが変わる可能性もあります。。。。。

1歳を過ぎたあたりから「赤ちゃんから卒業」したかなと感じることが多くなってきます。顔に表情が出てきて、楽しい、嬉しい、おかしいがはっきり分かります。

「子どもって正直」
こんな言葉を聞くこともありますよね。

正直なんじゃなく、まだ気持ちを隠すことをしないからですよね。この時期は「忖度」はしません。

「体を使う」「ままごと」
どれかに繋がるおもちゃはありますか?

 

この時期の行動パターンは「体を使う」「ままごと」

これが多かった気がします。説明する都合上、幼児期と乳児期と分けてるだけです。今日から幼児期に入ります!なんて、そんな事あり得ません。なんとなく成長したな。。。と感じれば次のステップです。

我が家の経験上ですが、体を使う事は遊ぶ相手によって影響を受けたような気がしています。パパは体を使って子どもと遊び、ママ(私)は「ままごと」で遊ぶ事が多かったんです。「ままごと」というより「ごっこ遊び」と言ったほうがシックリきますね。

パパにひっついて遊ぶ子は体を使った遊びが大好き。遊び疲れてすぐに眠る。。。ママと遊ぶのが好きな子は洗い物のマネ(邪魔ともいいます)をしてくれます。

この頃からちょっと乱暴に遊んでくれる事が好きだったり、座っておしゃべりしながらママゴトをしたり、好き嫌いも出てきます。もちろん、どんなに体を使って遊んでみても、座ってママゴトの方が好きな子もいます。どれが良い悪いとかじゃなく、みんな個性です。想像力も少しずつ出てきます。

親にとってもどんどん楽しくなってきます。

知育玩具で遊ばない理由~2歳から3・4歳くらいの幼児期の場合

ヒントの3つ目です。

「空想できるあそび」「組み立てる遊び」「おとなのまね」この時期はこれができるおもちゃが大好きです。

幼児期になってくると1対1の遊びじゃなく、お友達とも遊ぶ事が出来るようになってきます。そして言葉もたくさん話すことができるようになってきますね。

この頃の好みは「空想できるあそび」「組み立てる遊び」「おとなのまね」。これが我が家では大好きでした。

「おとなのまね」というと分かりにくいですね。ちょっとばく然としています。

我が家の子どもが大好きだったのは、ゴミの収集車。ゴミの収集をしているのを見るのが、子ども向けのテレビを見るより好きでした。いつも収集している方を見ていた彼は、収集車のバックオーライ!を真剣に真似してくれるようになりました。大好きな「乗物」と「おとなのまね」が合わさって、毎日家の中ではオーライ、オーライ!の声が響いてました。

積み木で遊ぶときのパターン

・新生児期だと倒す事、触るだけがメイン。
・乳児期だと多少、積み重ねる事が出来るようになる。
・幼児期は、ちょっと複雑な積み方もできるようになってきます。
・高く積めたほうが勝ち!と遊ぶのも楽しいです。

もちろん、何を作っているのか見だだけじゃ分かりません。でも聞くと、ちゃんと目的をもって作っている事もあります。このあたりの成長がとても見ていて嬉しくなります。これが幼児期です。

子どもが興味をもつ事「まとめ」

子どもの興味の流れ

新生児期 「音がなる」「握れる」「転がる」
乳児期  「体を使う」「ままごと」
幼児期  「空想できるあそび」「組み立てる遊び」「おとなのまね」

※我が家の子育てからの体験です。これが絶対ではありませんが、ママ友たちも同じような意見でした。参考までに。

子育てには正解も不正解もありません。色んな意見を見たり聞いたりして自分なりのパターンを見つける事がとっても大切です。「よそと比べて」というのはいけないことです。個性を大切にすることが一番です。

我が家は結果的に、うまくいったと思っています。会話、コミュニケーションを大切にするとうまくいくことが多いはずです。

おもちゃは、子どもとのコミュニケーションツール

ちょっと厳しい言い方になりますが言って(書いてかな?)おきます。知育玩具に限らず、おもちゃは、子どもが遊ぶためだけの物ではありません。

おもちゃは、子どもとのコミュニケーションツールです。おもちゃを介して子どもとコミュニケーションをとる事が大切な事です。

 

子どもにおもちゃを「与える」は個人的にNG

私はこの「与える」という言葉が好きになれません。どうしてもこの「与える」という言葉の裏側に「子どもだけで遊んでもらう」という言葉がひそんでいる気がして嫌いです。パパママがいないと生きていけない大切な大切な宝物です。そんな気持ちで言ってない事は分かりますが、どうしても気になる時もあります。

おもちゃを買って「やる」

この「やる」という言葉もきらい。デリカシーがないと思うのは私だけでしょうか。どうも偉そうに感じて「やる」は苦手です。分かる人には分かると思ってます。

どうしても子どもが遊んでくれない時はどうするの?

まずは、パパママが先に遊んでみましょう。

おもちゃが子どもの個性に合ってない可能性もありますが、優先順位の一番は先に遊んで見せる事です。私はそれで、かなり上手くいきました。

おもちゃへの興味でも、パパママが遊んでいる事への興味でもどちらでも構いません。とにかく興味をもたせることが大切です。

次は、上手に遊べた時には大げさに褒めてあげましょう。そんな事分かってる!という方もいるでしょうが、褒め方が下手な人もたくさん見てきました。

子どもの成長を見ると褒めるというより嬉しくて感動してしまいます。こんな事もできるようになったんだと、嬉しくて泣いちゃったことだってたくさんあります。はい、泣き虫です。

子どもはパパママの事をしっかり見ていますよ。本気なのかそうじゃないのか、理解します。本気で遊んで見せて、本気で褒めないと気持ちは伝わらないと思っています。

やってみて、やらせてみて、褒めないと人は動きません。。。。なんて新入社員の研修みたいですが、実体験です。

新生児期、乳児期、幼児期の好きな行動パターンは個人差、個性があります。そして好き嫌いは毎日変化することもあります。この「本気」は誰にでも当てはまると強く感じています。トライしてみてほしい事です。

偶然、発見した「ワザ」

本気で遊んで見せても、全く反応がないおもちゃばかりの時もあります。

成長過程では、そんな時もあります。逆にしばらくすると、見向きもしなかったおもちゃで遊びだす事もあります。とっても不思議です。

おもちゃの見せ方、渡し方を変えてみるのも有効です。

何それ?と思いましたか?おもちゃを渡すときに「はい、どうぞ」と目の前に出す人がほとんどですよね。ある時、おもちゃ箱の裏側に落ちてしまったパズルを真剣に拾おうとしている我が子を見ました。普段、手に取らない、見向きもしなかったパズルです。

ピン!ときて、いつもなら目の前に渡してあげるおもちゃをテーブルの下に隠すように置いてみました。

するとどうでしょう。。。。

見つけた~!という感じで遊びはじめました。それも普段、全然見向きもしなかったおもちゃで。。。。意外に子どもってテーブルの下が好きです(笑)ワンコもテーブルの下とか、涼しい場所が好きですよね。関係ないか。。。。

しばらく私のワザの一つになりました。この「見えるように隠す」ことも有効手段の一つです。もちろん、いつまでも引っかかってくれません。賞味期限があります。賞味期限が切れるまでは有効な手段だと頭の片隅にどうぞ。

どうしても遊んでくれない時は思い切る事も大切

・片付けなんて出来ないくらいのたくさんのおもちゃ
・お祝いで頂いたおもちゃ

どうしてますか?

色んな意見があります。個人的には、おもちゃがたくさんありすぎると、我慢しない子になってしまう気がします。飽きたら次のおもちゃ。お金の問題じゃなく、子どものために良くないと思います。そしてどんどん量がふくれていって、家の中はグシャグシャ。

ほとんどのご家庭がたくさんのおもちゃでいっぱいです。どうやっても遊んでくれないおもちゃが多いと感じたら、思い切って「捨ててしまう」事も必要です。頂いたものは捨てるに捨てられませんけど。。。。。

おもちゃで部屋があふれてしまう前に試す「いい方法」があります。

 

知育玩具のレンタルって知っていますか?今、じわじわと流行していますよね。カッコつけて言うと、「サブスク」「サブスクリプション」と言います。

ここが人気です。
↓↓↓↓↓↓

子どものおもちゃって安くありませんよね。特に知育玩具は高いというイメージがあるはずです。実際に高いものもありますね。そんな知育玩具をレンタルしてくれるサービスがあります。

良い点は、おもちゃの量が増えないで、いろんなおもちゃで遊べるという点。毎月、決まった金額を払う事で色々な種類の知育玩具をレンタルできます。気に入って離したくないものは買取ができるプランもあります。

・部屋が片付かない。
・遊ばないおもちゃが増えてきた。
・何を選んでいいのか分からない。

そんな方には選択肢の一つとして考えてもいいでしょう。知育玩具のレンタルサービスを比較してみました。

知育玩具のレンタルのメリット・デメリット

メリット

・部屋がおもちゃであふれない
・おもちゃを選ぶ悩みから開放される
・成長にあわせたおもちゃが届く

レンタルなので、おもちゃは返却します。そのために、どんどん増えてしまい、部屋がおもちゃであふれてしまうという事がありません。知育玩具のレンタルのほとんどは、最初にアンケートをして、それに基づいて専門家が選んでくれます。

成長に合わせておもちゃが変わっていくので、その都度購入する費用の負担がありません。ほとんどの方は年齢によってのおもちゃの違いは分かりません。購入してから遊ぶか遊ばないか分かります。ぶっつけ本番の玩具選びですよね。

レンタルサービスによっては、遊ばないおもちゃが万が一あった場合には交換もしてくれます。(※会社によって条件があります)

 

デメリット

・使用感があるおもちゃが届く時もある
・大型のおもちゃがない

 

子どもは、使用感は気にしません。それより使った事がないおもちゃに興味を示すことの方が多いです。そして気になる殺菌、消毒ですが、今のご時世、厳しく殺菌消毒をするのは、当たり前のことです。毎月、たくさんのおもちゃが手に入って子どもが移り気にならないの?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

届くおもちゃは、4点から6店のサービスが多く、よく遊ぶ事が多いおもちゃは、継続してレンタルできるサービスがほとんどです。

大型のおもちゃがレンタルできるサービスは調べたところありませんでした。またプールなど水遊びができるおもちゃも見当たりません。水遊び用のおもちゃは、カビの恐れがあるので用意されていないようです。

新品を購入するメリットは誰も使っていない点です。そしてデメリットは遊ぶか遊ばないか、興味をもってくれるか、もってくれないか、ぶっつけ本番だという点です。

ほぼ間違いなく部屋が片付かないのは、子どものおもちゃのせいです。知育玩具のレンタルも頭の片隅に入れておいた方が良さそうです。

知育玩具であそばない!まとめ

知育玩具で遊ばない理由と対処法、そしてレンタルサービスのお話もしました。

主役は子どもです。

これをメインに考えることがとっても大切です。

私の手元に残っている昔子どもが遊んだおもちゃ。。。。。。ボロボロです。ボロボロになるまで遊んでくれたなんて、おもちゃにとっても本望ですよね。子育てはトライアンドエラーの繰り返しです。参考になれば。